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米穀部

担い手への米の業務用向け契約栽培推進

埼玉県本部と多収品種の契約栽培を提案

 全農はJAと連携し、伸長する業務用向け米の契約栽培の取り組みを進めています。第2弾として、埼玉県本部での多収品種への取り組みを紹介します。


 埼玉県本部と全農本所は、作期分散が図れ収量増で所得確保が見込める多収品種の作付け提案に取り組み、今年で4年目の29年産は4JAで12㌶の作付けを行いました。

 県本部と本所の米穀部門は、JA・生産者には作期分散や病害抵抗性などの観点で選定した多収品種「ほしじるし」「とよめき」を提案しています。収穫した米は、回転すしチェーンなどの大手実需者に納入しています。

 栽培技術の確立に向け、県本部と本所の営農部門は、生育ステージごとに生育・収量調査をして栽培データを分析し、埼玉県版の栽培暦を作成して生産者に配布するなど、多収品種の普及に向けて部門間で連携して取り組んでいます。

 今後の取り組み拡大に向け、県本部は11月30日に県内JAを集め「業務用向け多収性品種の契約栽培取扱会議」を開き、これまでの取り組み結果を報告し、取り組んでいないJAに30年産からの契約栽培を提案しました。

 全農としては、このような生産提案型の取り組みにおいては、生産者、JAとの信頼関係を更に深めていくことが重要であると認識し、今後も生産者、JAと頻繁に提案・協議を重ねて取り組んでいくこととしています。

栽培に取り組むJA担当者㊧と生産者

 

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