ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
営農・技術センター 生産資材研究室

「ゆめファーム全農」で新規トマト生産者育成

栽培技術から農場運営まで幅広い研修を実施

 「ゆめファーム全農(営農・技術センター生産資材研究室ゆめファーム全農栃木分室)」は、人材育成を目的にトマト栽培の研修生受け入れも行っています。


 「ゆめファーム全農」は平成26年8月に栃木県栃木市に設立し、平成29年8月にトマトの第4作を開始しました。これまでに第1作では出荷量40・2t/10aの実績を挙げ、「40t/10a出荷」の所期の目標を達成し、第2作以降も継続した高位安定生産を実証しています。

 研修はトマト栽培生産者や後継就農者、新規就農者を対象とし、栽培技術から農場運営までの幅広い研修を1年間実施しています。具体的には、研修生が自ら生育調査を行い、トマトの生育診断を毎週実施し、長期多段どりトマト栽培で重要となる環境制御技術を学んでいます。

 研修生の受け入れは栃木県内を中心とし、栽培面積が限定されていることから年間3人程度を上限としています。これまでに1人が巣立ち、栃木県内で若手トマト生産者として活躍しています。研修終了後も農業クラウドサービス「アグリネット」を通じてお互いのハウス内環境データの比較を行い、支援しています。

 昨年からは新たに2人を受け入れました。研修生たちは、今後、自分の産地をけん引すべく意欲的に研修に取り組んでいます。

トマトの栽培技術から農場運営まで幅広く学ぶ研修生

カテゴリー最新記事

ページトップへ