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経営企画部
2020年12月21日(vol.947)
【Web限定】駐日イスラエル大使館経済担当公使が来訪
駐日イスラエル大使館経済部代表のダニエル・コルバー経済担当公使が12月8日、全農を来訪されました。
イスラエルは四国と同程度の面積で人口は924万人ですが、国内8つの大学すべてが世界の学術機関トップ50にランクイン、GDPに占める研究開発支出は4.3%と世界トップ、ライフサイエンス・サイバーセキュリティ・自動車・水管理などの分野に強みを持っていることから、近年は日本を含む世界中から同国への大型投資が行われています。ここ数年、食・農分野におけるスタートアップ企業が数多く誕生している世界第二位(※年間の起業数)のイノベーション大国で、農業分野では点滴灌漑(かんがい)システムで世界最大のシェアを持つネタフィム(Netafim)社などがあります。
会談は約40分間、終始和やかな雰囲気の中行われ、コルバー公使からは世界最大の農業協同組合である全農と農業先進技術、農畜産物の国際貿易で協力していきたい旨表明され、今後さらなる関係強化を図ることとしました。
また、イスラエルの優れた農業技術を持つベンチャー企業を、オンラインセミナーなどを通じてJAグループにぜひ紹介したいと提案があり、山﨑周二理事長からはAgVenture Labと協力して企画するとこたえました。
その後、一行はAgVenture Labを来訪され、今後の連携に向けて意見交換を行いました。