「岡山県うまいくだもの共進会」入賞者表彰式を開催

外観・食味・糖度などで審査 31点が入賞

　岡山県本部と岡山県、JA岡山中央会が運営する「岡山県うまいくだものづくり推進本部」は11月20日、吉備中央町で「シャインマスカット」（以下シャイン）、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」（以下アレキ）の品質を競う「岡山県うまいくだもの共進会」の表彰式を開催しました。

　この共進会は、生産意欲の高揚と生産技術の向上を図り、高品質果実の生産拡大を進めることを目的としています。令和2年度の共進会は7月から10月にわたって、計3回開催されました。出品数は186点となり、房型の良さや粒の大きさなどの外観や食味、糖度などを審査した結果、31点が入賞となりました。シャインは粒の大きさと強い甘さ、アレキは見事な外観と強い香りが評価され、岡山県のぶどう栽培技術の高さが感じられました。

　シャインの部で農林水産大臣賞を受賞された清原保さんは、「まさかこのような賞をいただけると思っておらず大変驚いた。今後は重さ1粒20g、糖度20度以上のダブル20を目標とし、さらなる品質向上を目指す」と喜びを語りました。