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全農インターナショナル香港(株)

日本産米使う宅配「和弁当」販売スタート

日本産農畜産物の輸出拡大目指す

 全農インターナショナル香港(株)は11月、香港食品大手の四洲集団有限公司と業務提携し、日本炊飯センター稼働と「和(なごみ)弁当」の販売をサポートしています。


 香港中心街は飲食店が少ないため、昼食時には「ランチ難民」が発生するようなことがしばしば。そこで、四洲集団有限公司はそのような方々をターゲットとした日本プレミア感のあるオフィス宅配弁当事業を始めました。特徴は日本からガス式炊飯設備を導入した〝ガス炊きごはん〟(香港では蒸すのが一般的)で、日本産の半熟煮卵も大変好評です。そのほか全農の特徴を出すため、リンゴなどの果物やJAジュース・お茶なども一緒に販売しています。

 今後は、今回炊飯設備を導入した給食センターから市内約100校・約2万8000食提供している学校給食についても、日本米給食の提供を視野に入れています。

 全農はこのような取り組みを通じて、日本産農畜産物の輸出拡大に努めます。

香港で販売を始めた「和弁当」(右)と付け合わせの日本産半熟煮卵も好評の弁当
導入したガス式炊飯設備

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