ニュース&トピックス
東北営農資材事業所
2020年10月5日(vol.938)
宮城県の農業法人で新たな省力化技術の実証研修会
大規模生産者向け、少水量で大面積除草
東北営農資材事業所は8月11日、宮城県の農業法人やまもとファームみらい野㈱で、従来よりも大幅に省力化ができる開発中の除草剤散布ノズルについて、東北初となる散布研修会を開きました。
東北各県本部職員向けに、開発中の(仮称)ラウンドノズル®ULV5セット[ブーム用]による除草剤の散布実証研修会を開きました。新開発のノズルを使用すると、従来10a当たり100L必要だったラウンドアップマックスロード希釈用の水を、わずか5Lにできます。
研修会では、通常のノズルと新開発のノズルを用いて実際に散布してもらい、水量や作業の違いを確かめてもらったあと、参加者と生産者との意見交換なども行いました。生産者は「使う水量が減らせると、水場が遠くても効率よく作業ができる。市販されたらすぐ購入したい」と、評価していました。